ROBO-HI Overview
ROBO-HI とは
ROBO-HI プラットフォームは、物理的なロボットとデジタル業務の間を橋渡しする、包括的なフリート管理・ロボットオーケストレーションシステムです。大規模なロボットフリートの管理、複雑な施設環境の可視化、物流タスクの精密な自動化を、一つの管理拠点から実行できます。
単一の倉庫を管理する場合でも、複数拠点にまたがるロボット運用を統括する場合でも、ROBO-HI は自律型の稼働リソースを リアルタイムに監視・制御・最適化するためのツールを提供します。
ROBO-HI でできること
本プラットフォームは、ロボット運用における 4 つの柱を軸に設計されています。
1. フリート管理とモニタリング
ロボット資産の状況を余すところなく把握できます。ROBO-HI では、ロボットを論理的なフリートに編成し、リアルタイムの状態(バッテリー、通信状況、稼働状態)を追跡し、ソフトウェアのライフサイクルを管理できます。
- リアルタイムテレメトリ: すべての機器から送られるデータをライブで確認できます。
- 遠隔操作: 介入やテストのために、ロボットを手動で操作できます。
- メンテナンス: OTA(Over-The-Air)アップデートの実施と、リモートログによる問題の診断を行えます。
2. 施設・空間管理
ロボットが適切に動作するには、周囲の環境を理 解している必要があります。ROBO-HI は物理的なインフラをデジタル化するためのツールを備えています。
- インタラクティブマップ: フロアプランとロボットの位置をリアルタイムに可視化します。
- ゾーン管理: 施設内の論理的なエリア、ステーション、進入禁止区域を定義します。
- ランドマーク: 経路探索のためのナビゲーションポイントや注目地点を作成します。
3. タスクオーケストレーション
業務上の要件をロボットの動作へと変換します。空き状況と位置に基づいて最適なロボットに作業を割り当てる、強力なディスパッチエンジンを搭載しています。
- ジョブスケジューリング: 定型業務を定義し、その実行を自動化します。
- シナリオビルダー: 複数の手順と条件分岐を含む、複雑な業務フローを作成します。
- スマートディスパッチ: フリート内の空いているロボットへ、タスクを自動的に振り分けます。
4. 管理とセキュリティ
企業利用を前提に設計 された ROBO-HI は、運用を安全かつ整然と保つための管理機能を備えています。
- マルチテナンシー: プロジェクトや組織ごとに、データとリソースを分離します。
- ユーザー管理: 詳細な権限設定と ID 管理(IAM)によってアクセスを制御します。
- 通知システム: アラートとインシデント報告の連携により、状況を随時把握できます。
仕組み
ROBO-HI のワークフローは、オペレーターと施設管理者が直感的に扱えるよう設計されています。
- デジタル化: 施設をマップ化し、稼働する環境を定義します。
- オンボード: ロボットを登録し、フリートに割り当てます。
- 自動化: ロボットに実行させるタスクとシナリオを作成します。
- モニタリング: ダッシュボードで稼働状況をライブで確認し、必要なときにだけ介入します。
対象となる方
- フリートオペレーター: 日々の運用とロボットの状態を、一つの画面でまとめて監視したい方。
- 施設管理者: 物理空間を設定し、自律走行の流れを最適化する必要がある方。
- インテグレーター・開発者: 独自のロボットソリューションやシナリオを構築するための、信頼できる基盤を必要とする方。